広報「あゆみの家」125号
2020/09/24
夏祭り 8/8(土) 第二あゆみの家 (左、カラオケ 右、射的)
標準予防策
感染対策で最も重要なことは、標準予防策であり現場での遵守・徹底につきる。
これは先日、岐阜市内で開催された新型コロナウルス感染症対策に関する施設職員向けのある研修会での講師(感染症専門医)の言葉です。
「標準予防策」とは、「全ての患者の汗を除く血液体液などの湿性生体物質は感染性があることを前提とする感染予防策」であり、「感染症(+)」だからを行うという対策ではなくいかなる医療環境でも医療者が常に実施すべき感染予防策の基本であると説明されています。
研修会資料その予防策の例として、①手指衛生手洗いまたは手指消毒や、②個人防護具の使用マスク手袋などがあります。
新型コロナウルス感染防止対策が社会全体に呼びかけられる中今や医療現場での基本的な予防策が地域社会でも広く求められるようになたということでしょうか。
感染経路には飛沫感染接触感染空気感染がありスポツクラブや合唱団ナイトクラブ飲食店事務所など岐阜県で当初発生したクラスタの感染経路はおそらく飛沫感染が主体とのことでしたそしてこの飛沫感染の予防にマスクが必要になるわけです。飛沫感染予防=マスク
マスクは本来は症状のある人が他人にうつさないように着用すべきもので今全員マスク着用が促されている理由は全員が感染している無症候性病原体保有者である可能性があると考え咳エチケトの一環として着用す
るものと説明されました。
われわれが守るべきこととして以下のことが挙げられています(同資料)
〇常にマスクと手指衛生を遵守する新しい標準予防策
〇体調不良時は出勤しない
〇食事の際は横並びに座り会話をしない
〇日常生活における密を回避する
〇海外や国内の流行地域への渡航・訪問も避ける
障害福祉サビス事業所等の現場ではマスク着用が難しい方々が多いなど前述のことの徹底が困難なことも多々ありますが支援者はさまざまな工夫をしながら感染防止に努めています。
続きはPDFでご覧ください。