BLOG/NEWS新着情報

トップ > 広報「あゆみの家」 > 広報「あゆみの家」123号

広報「あゆみの家」123号

 

書初め 1/11 (土) (デイセンターあゆみの家)

 

緊急時の対応

 

最近、 “緊急時の対応”という言葉を見・聞きする機会が多くなってきました。大きな地震や台風などによる自然災害の増加、現在、拡大している新型コロナウィルス感染防止への対応など、“緊急時”という言葉で連想する事態は、私たちのすぐ身近にあります。
あゆみの家では、通所施設やホームヘルプなどの障害福祉サービスを通して、地域(在宅)で暮らす障がいのある方々の支援が続けられていますが、前述の“緊急時”という場合は、こうしたサービスを利用され方々が地域(在宅)での暮らしを続けていくことが困難になる事態を意味します。あゆみの家に限らず、全国的に共通する課題です。


障がいのある方々の生活を支援する障害福祉サービスにはグループホームがあり、障害福祉計画などにより計画的に整備が進められてきています。グループホーム入居者数(128,549人)は、現在では、入所施設の入居者数(128,165人)を超えるまでになりました、(2019/11月;国保連)が、それでもまだまだ十分ではなく、特に、前述の“緊急時”に対応できる体制にまでには到っていません。

 

利用者の高齢化や重度化、また“親亡き後”の居住支援の機能を整備するために、障害福祉計画に基づいて各市町や地域自立支援協議会等で検討が進められている「地域生活支援拠点等事業」では、相談やサービス体験利用の機会・場の提供などの機能とともに、これまで述べてきた“緊急時”の受け入れ・対応が、求められる主要な機能の一つになっています。短期入所事業(ショートステイ)の整備や支援者など支え手が十分に確保され、この“緊急時”への対応が早期に整備されることが、今強く求められるようになってきています。

 

続きはPDFでご覧ください。

広報123号(PDF)

一覧に戻る

お問い合わせはこちら