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広報「あゆみの家」131号

デイセンターあゆみの家(左:たけのこグループお疲れ様会 右:キッチンカー)

 

三年目・・・・

二〇二〇年一月新型コロナウイルスというものが発生しているというニュースが報道され始めました。

最初は対岸の火事のような思いでおられる方も多かったと思います。私もその一人です、あれから二年以上がたちました。全世界のすべての人々の生活は一変しました。

これまで、「あたりまえ」と思っていた生活様式が根本から覆された日々となりました。

「三密」、 「ソーシャルディスタンス」、 「クラスター」、 「濃厚接触者」、 「PCR検査」、「ステイホーム」、「 黙食 」・・・・。数限りない初めて聞く言葉、聞き慣れない言葉、極めつけは何度も繰り返される「緊急事態宣言」、 「まん延防止等措置」。これら全ての言葉とその意味、今では老若男女問わず慣れ親しんだ言葉となってしまっています。
人と会う時は常にマスクをつけているため、マスクを外した姿が分からなかったり、忘れてしまったりもしています。学校などでは、様々な諸行事が中止、縮小され、卒業式、入学式でさえ制限されています。

あゆみの家も例外ではありません。保護者会バザー、あゆみの家祭などは二年連続中止となり、クリスマス祝会も縮小して実施されました。

利用者の皆さんが生活をしている「第二あゆみの家」、「きずな2006」では、楽しみにされている実家への帰省や家族との面会も制限されています。日中活動の場も皆が揃って活動することや、外食なども楽しめなくなりました。地域生活支援をおこなっている事業所も対面での支援がかなわないこともあります。
けれども、私たちは、この体験したことのなかった困難を経験したのです。

その結果、今までにない、新しい活動や、制限下でも利用者皆さんの生活が少しでも豊かなものとなるよう新たな工夫も生み出されています。この二年、その様子をホームページのブログ欄や、この広報誌でも紹介させていただいております。

「コロナ禍」も三年目に入りました。聖書にこうあります。「艱難は忍耐を生み出し、忍耐は練られた品性を生み出し、練られた品性が希望を生み出す。」 。
終わりのない、出口のない戦いのような毎日が続きますが、私たちは、利用者の皆さん、そのご家族、ご支援くださる皆さま、スタッフ、他、全てに「希望」が生み出されることを確信し、この「三年目」を力強くあゆんでいきます。

続きはPDFでご覧ください。

広報131号(PDF)

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