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広報「あゆみの家」135号

第二あゆみの家(左:節分2/4(土) 右:ひなまつり3/4(土))

 

障がい者への虐待

障がい者虐待防止法が施行されて11年になります。

 

厚生労働省は3月に2021年度に都道府県・市町村が対応した障がい者虐待の状況を発表しました。それによるとこの年、障害者福祉施設職員による虐待として通報されたのは3208件、そのうち自治体が虐待と認めたのは699件、被害者は956人。この数字は、虐待防止法施行以来最多になっています。

そして、市町村職員が判断した虐待の発生要因は、「知識・技術の問題」が最も多く、次に「職員のストレスや感情コントロールの問題」が多かった。と福祉新聞に報じられていました。

 

あゆみの家のグループホームでも、今年2月に、グループホームの職員が、利用者を平手で叩く、という虐待事案が発生しました。利用者の訴えにより、このことが判明しました。虐待防止委員会が動き、聞き取り調査を行いました。そして、垂井町に通報を行いました。垂井町と岐阜県が来所し、聞き取り調査を実施しました。その後、垂井町はこの事案を虐待として認定しました。

 

本当にあってはならないことが起きてしまいました。残念でなりません。利用者にケガがなかったことが唯一の救いです。

 

当事者の職員に聞き取りをしていくと、重度の障がいのある利用者の支援がストレスになっていることがわかりました。重度の障害のある利用者への支援についての知識技術も課題であると思います。二度とこのような虐待が発生しないように、今年度は職員の研修を今まで以上に実施する予定です。また、職員のストレスチェックも実施し、職員のメンタルヘルス対策にも取り組んでいく予定です。

 

続きはPDFでご覧ください。

広報135号(PDF)

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