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福祉ネットワーク会議が行われました

こんにちは。西濃障がい者就業・生活支援センターです。

やっと少し涼しくなり、過ごしやすくなってきましたね。

 

去る9月26日(火)、西濃圏域障がい者総合支援推進会議 就労・雇用支援部会の第2回福祉ネットワーク会議が開催されました。

 

今回の会議のテーマは、「個別支援計画作成のポイント」でした。

お二人の講師にそのポイントを解説して頂きました。

 

まずは、事務局である西濃県事務所地域福祉課の永野さんから、

~「運営基準」を意識して作成していますか~

のサブタイトルで、行政側から個別支援計画についてのお話を頂きました。

実地指導における、個別支援計画関連の主な指導事項を挙げ、決められたプロセスを経ない事による減算が起こりうる点について確認が行われました。特に面接記録や会議録など記録の整備が重要であると説明をされていました。

 

次に、株式会社DAI、就労継続支援A型/B型事業所それいゆ 中島専務取締役による講演とグループワークが行われました。就労系事業所向けの内容となっていましたが、個別支援計画を作成する事業所の方には、とても参考になる内容だったと思います。

 

講演では、アセスメントについて触れ、支援の方向性・計画を作るための根拠であると話されました。様々な手段でアセスメントを取り、本人や家族の意向を把握していきます。その意向に沿った支援がニーズであり、それらを反映させて作成するものが個別支援計画という事です。併せて、個別支援計画作成における意向とニーズの違いやそれぞれの意味について、とても理解し易い解説をして下さいました。

さらに、そのようなプロセスで出来た個別支援計画を「人生の地図」として、利用者の方が実現したい状況に対して「こんなやり方があるんだ、ありがとう」と本人がワクワク出来るような内容にしていけると、その時点の最適解を見い出している、と言えるのではないでしょうか、という内容で、正解のない支援でも、その時点でのより良い選択が出来るというものでした。

 

続いてグループワークが行われ、ゲームを通じて、自分の意識が ①自分のことだけ見ている状態 ②あなただけを見ている状態 ③全体を見渡せている状態 を体験し、全体を意識して見渡す事の難しさと大切さを楽しみながら学びました。 その視点を持って個別支援計画を作成する事が出来れば、自ずから「最善解」

を得る事が出来る、とも言えるのではないかと感じました。

 

 

 

 

 

 

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