第一回企業ネットワーク会議を開催しました
さる7月10日、西濃圏域障がい者総合支援推進会議の、就労・雇用支援部会(通称:企業ネットワーク会議)において、
「労働・教育・福祉との連携による障がい者雇用推進セミナー」を開催しました。
内容は以下の通りです。
1 大垣特別支援学校(以下大垣特支)と西濃高等特別支援学校(以下西濃高等特支)の見学
2 「障害者雇用の取り組み」について先進的取り組みをしている企業からの講演
3 大垣特支、西濃高等特支からの実践報告
まずは、大垣特支、西濃高等特支の作業実習の様子を、参加者が見学しました。木工やクリーニング、介護や喫茶など、いろいろなコースで学んでいる生徒を直に見る事が出来ました。
次に、障がい者雇用に先進的な取組みをされている、
二甲株式会社の高橋取締役による事例紹介があり、採用時にチェックするポイントや業務の切り出しプロセス等を説明していただきました。更に、やりがいを持って従業員が働き続ける為に大切な事を教えてもらいました。
最後に、各学校の取り組みについて報告がありました。大垣特支からは「働く人になろう」というスローガンのもと、現状と、それに基づく将来への具体的取組が発表されました。西濃高等特支からは、障害者雇用における、主に雇用形態や収入面での現状を参加企業に伝えると共に、現状を変えるためには、地域でどのような取り組みが必要なのかを一緒に考えたい、との提言がありました。
今年で7度目の特支見学会となりましたが、私達はこの催しを、地域の企業に、障がい者が働くイメージを深めてもらうための機会として、重要な位置づけをしております。可能な限り継続して行っていきたいです。